洋食とカフェを一緒に「北山洋食カフェ和蘭芹(パセリ)」

グルメ
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今回取材させて頂いたのは、北山にある「北山洋食カフェ和蘭芹(パセリ)」です。

そこでオーナーシェフを務める西原さんにお話を伺いました。

 

雰囲気の良いこの場所

西原さんは、飲食業界で40年近い経験をお持ちです。15年前に独立し、その2年後の2007年12月にこのお店をオープンされました。独立したのは、「自分自身が描いていた洋食屋さんや自分が出したいメニューをお店で出したい」という思いからだそうです。

現在のお店の場所ですが、もともとは別の方が経営するイタリア料理のお店で、西原さんもお客さんとして通っていました。その後閉店されることになるのですが、山や畑が見えるロケーション、内装が気に入っていたこともあり、「譲ってほしい」と申し出て、現在に至っています。

 

和蘭芹の由来

店名である和蘭芹の由来は、「洋食メニューの香辛料や薬味としても体に良い」とメニューの8割から9割にパセリがトッピングしていて、それを店名にも入れたそうです。

また、「洋食を楽しんでもらいながら本格的なカフェも楽しんでもらう」というコンセプトから、洋食カフェ和蘭芹となりました。

こだわりのメニュー

おすすめのメニューは「デミソースを使った京都牛のビーフシチュー」が一番のおすすめです。

 

野菜の甘味や酸味を感じることができ、京都牛は柔らかく本格的なビーフシチューでした。こだわりはやはり「手作りの洋食」というところにあり、デミソース、トマトソース、ホワイトソースなどソースだけでも20種類近くあります。

この料理に使われているデミソースにはこだわっており、普通のソースの2倍近くの野菜を使用し、店内で5日間じっくりと煮込んで作り上げています。ハンバーグもおすすめで10種類ほどあるそうです。ハンバーグは合い挽きではなく牛100%で作っています。素材にもこだわり、野菜は出来るだけ地元の京野菜を使うようにし、他は無添加のものを仕入れるようにしています。

海外からのインバウンドや、京都に観光で来られる方が多いので出来るだけ京都の野菜や地の物を出せるようにメニューを工夫しているそうです。そしてメニュー構成には「出来るだけ手作りで体に優しい安心安全なお料理を出したい」とおっしゃっていました。

 

取材を終えて

最後に今後の展望を伺ったのですが、「若い人がのれん分けや独立して店舗展開してほしい」とおっしゃっていたのが印象的でした。経営者という立場だけでなく、親のような目線で、若いスタッフを育てておられるようにも感じました。

お店は、内装もとても綺麗で、いい雰囲気のなか食事をすることができます。ぜひ一度訪れてみて下さい。

お忙しいなか長時間の取材にご協力いただいた店主の西原さん、本当にありがとうございました。

 

(取材 大谷大学3回生 藤村昂平)


洋食カフェ和蘭芹 / 北山本店
住所:京都府京都市北区上賀茂高繩手町36-1
電話番号:075-701-1003
営業時間:11:00〜21:30
定休日:月曜休(祝日の場合は翌日)
Webサイト:http://parsley-youshoku.com/

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