和菓子の老舗がつくるかき氷〜茶ろん たわらや〜

グルメ
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今回は、夏にぴったりの「冷たいもの」がいただけるお店をご紹介します。今出川駅から徒歩10分のところにある「茶ろん たわらや」です。近隣には歴史のあるお寺が多くあり、そのなかに隠れ家といった印象です。広報担当の辻さんにお話を伺いました。

(お店の外観)

(お店の外観)

井戸水をつかったこだわりのかき氷

京菓子司俵屋吉富は、本店、烏丸店、小川店と三つの直営店があります。小川店は、茶道発祥の地にほど近いということもあり、「茶菓子」に特化したお干菓子の品ぞろえが豊富で、お一つから購入できるのが特徴です。また、茶房「茶ろん たわらや」を併設し、そこでしか味わえない甘味を楽しむことができます。これからの夏の季節、『白玉宇治金時』と『白玉黒糖金時』の二つのかき氷が特におすすめとのことでした。

私も店内で、『白玉宇治金時』をいただきました。あんことバニラアイスクリームのトッピングをつけました。氷全体に抹茶のシロップがかかっており、中はふわふわで、最後まで抹茶の味を楽しめました。また、抹茶のほろ苦さは、アイスクリームの甘さとの相性抜群でとてもおいしかったです。伺った日は暑い日でしたが、氷のおかげで体の芯まで冷やすことができました 。お店でのこだわりのひとつとして井戸水を利用されているとのこと。普通の氷との違いもぜひ感じてみてください。

(白玉宇治金時)

(俵屋吉富人気の銘菓『雲龍』)

(お干菓子コーナー)

中庭を見ながらゆったりくつろげる空間

また茶房は、ゆったり寛げるお茶室をイメージした空間も魅力です。お茶室というと畳を想像しますが、ここは、テーブル、ソファーが配されたモダンな雰囲気です。

ここに茶房を設けたのは、小川通に表千家、裏千家の御家元があることとも関係しています。「ご宗家に 行かれた方や、茶道をされない方にも、くつろいでいただける場を提供できれば」そんな思いもあり開設されたそうです。席から見える「中庭」にはある秘密があります。それは猫のオブジェです。中庭の自然な景色の中にいる猫を見つけたら、きっとほっこりするでしょう。(ちなみに私は見つけられませんでした 笑。)

 

(中庭の風景)

 

(店内の様子)

Instagramにも力を入れてます!

仕事のやりがいは、「お客様を笑顔にするメニューを開発すること。そして、「お客様へのご提供時に、その反応を近くで知ることができること」だそうです。また、「席数が限られているため、お客様が多い時には、極力お待たせしないようにスムーズな接客を心がけている」と苦労も教えてもらいました。土日の午後、観光シーズン、そして、かき氷を目当てに来店される夏のシーズンが特に込み合うそうです。

また、「もっとたくさんの方にお店に来てもらいたい」とInstagram、雑誌、ウェブ媒体への掲載など、広報に力を入れているそうです。特にInstagramに最も力を入れられています。みなさんもぜひフォローお願いします。

最後に、今後チャレンジしてみたいことをお聞きしたところ「京都らしい新メニューの開発」と答えてくださいました。新メニューができたらぜひ行ってみたいです♪

 

取材を終えて・・・

今回、美しいお庭を静かに眺めながら、冷たいかき氷を味わうという、ゆったりした贅沢な時間の過ごし方を経験できました。貴重な体験でした。そして、北区の「冷たいもの」をもっとたくさん発見したい!という気持ちが高まりました。これまでプライベートで喫茶店を訪ねることがなかったのですが、これをきっかけに、北区の様々なお店を訪ねたいと思います。

ちなみに、俵屋吉富 烏丸店では「京菓子資料館」が隣接しており、展示室で京菓子を学ぶことができるそうです。こちらもぜひ訪ねてみてください。

 

(取材:大谷大学二回生 安田力哉 取材日2022年6月1日)

 

<茶ろん たわらや(俵屋吉富 小川店)>

 

住所:〒602-0062京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592

 

営業時間:10:00~16:00

 

定休日:毎週火曜日

 

ホームページ: https://kyogashi.co.jp

Instagram: https://instagram.com/tawaraya_unryu?igshid=YmMyMTA2M2Y=

電話番号:075-411-0114

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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