今回私たちが取材したのは、「乾隆校前」バス停前から徒歩5分の所にある「京都の七宝・ガラス工芸教室 かとれあ工房」です。京都の伝統工芸品「七宝(しっぽう)」の体験ができます。
どんな場所?
七宝を中心としたアート体験ができる工房です。京都の伝統工芸である七宝の良さをより多くの人々に知ってもらおうと、2000年に工房を開かれました。
七宝焼きとは?
七宝焼きとは、銅板などの金属素地にガラス質の釉薬をかけて高温で焼いたものです。七宝焼きの技術は、古くは古代エジプトに始まり、中世キリスト教美術の中で花開き、シルクロードを旅して日本に伝わりました。金、銀、銅などの金属に美しいガラス質の釉薬を用い高温で焼く金属工芸品で、伝統工芸技法のひとつです。日本の工芸品でありながら、西洋の雰囲気を感じます。
七宝体験の手順
体験はこのような手順で行います。
①キーホルダー・ペンダントを選ぶ
② ガラス質の釉薬を塗る
③ ガラス質の玉や、ミルフィオリで自分の理想のデザインにしていく。
④高温の釜で焼く。
⑤焼きあがって、色がどんどん綺麗で出てきます。ペンダントやキーホルダーの型にはめて完成です。
自分だけのアイテム
京七宝のキーホルダー作り体験をさせていただきました。今回、ガラス工房での体験は初めてで、最初はどの作業も難しいかなと思っていましたが、先生が最初から最後まで指導してくださるので心配無用でした。何を作るかにもよりますが、1時間、2時間ほどで自分だけのオリジナルのガラスのアクセサリーを作ることができます。好きな大きさ、好きな色、そして好きなデザインで作ることができるので、自分のイメージする理想のものを作れること最大の魅力です。ただ作り終わった、後にこの色も使えばよかったと思ってしまったことが1番の心残りです。それでも自分がデザインした物が形になること素晴らしい体験だと思いました。
ぜひ皆さまも体験してみてください。
営業時間
平日 10:00〜16:00(受付時間)土曜、日曜、祝日、正月休み(12/28〜1/5頃)※お盆休み 土曜、日曜、祝日の体験については応相談。
電話番号
固定電話075-451-6669
携帯電話090-6326-5855
住所
京都市上京区寺之内通千本東入新猪熊町392-1
料金
京七宝アイテム
キーホルダー 1650円
ペンダント 2000円