昔ながらの町家で現代的な暮らしを ゲストハウス「開化 北の家・南の家」

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今回取材させていただいたのは、京都市北区紫野上門前町にあるゲストハウス「開化 北の家・南の家」。店主の吉村さん夫婦の吉村絵梨子さんにお話を伺いました。

ゲストハウスは木造2階建ての建物が二軒。建物自体は推定築90~100年の大正時代に建てられた京都の歴史が感じられる町家。そこで、以前宮大工だった旦那さん自らリフォームをしたそうです。そのため外観は昔ながらの町家、1歩中に入ると現代的な暮らしができるという非日常感がコンセプトとなっています。

ほぼそのままの町家を体感・北の家町屋

このゲストハウス開化さんには、北の家・南の家の2軒が並んで建っており、それぞれ違った雰囲気を感じられるようになっています。まず、北の家では外装、内装ともに町家の雰囲気を残しています。たとえば、居間には土間があり、浴室は1度庭を通っていきます。これらは昔の人々の生活をそのままに残しているためであり、私たち現代に生きる人にとって非日常的な生活を味わせてくれるように感じられます。また宿泊料は1人1泊5500円で2人から5500円ずつ料金が上がります。

現代的な暮らしの融合・南の家

南の家では外装も北の家同様に町家の雰囲気になっていますが、内装は現代的な生活ができる仕様になっています。それは、IH式のキッチンやテーブルとイスが設置されているこ
とや、浴室がユニットバス形式のヒノキ風呂になっています。

 

 

また南の家は、若者が過ごしやすいようになっているようにも感じられます。こちらの料金は、1泊1人~2人で12500円、3人目から料金が上がります。

お客さんとの交流

開化さんでは、8割方のお客さんが海外から来られた方で、それも世界各地の様々な国からのお客さん。ときには、日本語はもちろんのこと英語でも言葉が通じない方もおられるそうです。このように、さまざまな方に出会い面白く、刺激的な交流が生まれているのです。もちろん日本人のお客さんも多く、親子での2人旅や受験などでも利用されるようです。このように、ビジネスホテルやリゾートでは味わえない交流や独特な「家感」が特徴になっています。

吉村さんからのメッセージ

普通のホテルとは変わって非日常を味わってもらえるといいなと思います!よろしくお願いします!

取材を終えて

今回取材させていただいた開化さんでは非日常感や歴史を感じられる素晴らしいゲストハウスになっています!また、取材に答えていただいた吉村さんも明るく楽しい方で、思い出に残る交流ができると思います。京都市内で宿泊される方はぜひAirbnbまたはbooking.comで予約可能ですので、開化 北の家・南の家を訪れてみてはどうでしょうか。

(大谷大学1回生 大木仁也)

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開化 北の家・南の家

〒603-8217 京都市北区北区紫野上門前町66-1

TEL 090-4389-1049

 

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