今回、私たちが取材させていただいたのは堀川北山にある「ブーランジェリーガロパン」です。青と白を基調とした外観で、フランス・ブルターニュ地方の雰囲気が感じられます。また、窓やドアがガラスになっているので、外から店内が見えるようになっているのも特徴的です。
フランス・ブルターニュ地方出身の店主エリー・ジェロムさんにお話を伺いました!
外観の様子
定番のハード系のパンからスイーツまで充実
店主一番おすすめのパンは「フランスパン」で、ハード系な食感はフランスならではのパンです。本場の味はもちろん、日本人好みのパンも並べているそうで、和風と洋風を混ぜたメニューも試作されています。最近のおすすめは、「ハニーバターチーズパン」や「フォカッチャ」だそうです。
そのほかにも、ブルターニュ地方の名物である「ガトーブルトン」やフィナンシェ、マドレーヌ、クッキーなどの焼き菓子のラインナップも豊富です。
冷蔵コーナーには、お惣菜系とスイーツ系のサンドイッチやロールケーキ、クッキーシュークリーム、プリンなどもあります!どれもオリジナリティーあふれる商品ばかりです。また、「材料は無添加にこだわっているためショートニング・マーガリンは一切使用しておらず、体に優しいメニュー作りを心掛けている」とのことです。
看板商品のフランスパン
店内の様子
フランスの焼き菓子
冷蔵コーナーの商品
「ガロパン」=「いたずらっ子」
来日から11年が経つというジェロムさん。以前、フランスにおられた時はパン屋で働いておられました。その後来日し、パン屋を経営したいと考え、奥さんの出身地である京都で店舗を探し、今の場所が見つかったとのこと。
店名の「ガロパン」はフランス語で「いたずらっ子」という意味です。「パン」がつくフレーズの中から探したときにかわいらしい響きだったのが「ガロパン」だったそうです。ロゴは、デザイナーさんに依頼し、「小麦が入ったイラストを選んだ」とおっしゃっていました。
お店にかける思いやこれからの目標
ジェロムさんにこのお店を経営されて大切にしていることを尋ねたところ、「お客様への感謝の気持ちはもちろん、当店のパンを召し上がってくださった皆さんが笑顔になり、ホッと幸せを感じていただけるパン作りを目指している」そうですが、「夜中から仕事を始めているから大変だけれど、好きなパン作りができること、自分の食べたいパンが作れることがやりがいになっている」とおっしゃっていました。
今後は「ガロパン」の店舗数を増やすことで、同じことの繰り返しよりも新しいことを始めることが楽しく、喜びを感じるとのことです。
取材を終えて
今回の取材は、お忙しいにもかかわらず取材を引き受けてくださいました。日本で、本場フランスの味が楽しめるのは貴重なことだと思います。フランスと日本の違いやパンへの情熱、お客様に対する思いなどが伝わってきました。
みなさんもブーランジェリーガロパンのパンを買ってフランスの味を堪能してみませんか?機会があればぜひ、お店を訪ねてみてください。
この度は取材に協力していただき誠にありがとうございました!
(取材 大谷大学 2回生 齊藤 凜)
ブーランジェリーガロパン
住所:京都市北区堀川通北山下ル紫竹下本町19‐2
電話:075‐600‐9504
営業時間:8:00~17:30
定休日:日曜日
不定休:月曜日