今回私たちは北大路駅から徒歩約20分、「mogu mogu」というお店を訪れ、店主のHIROさんにお話を伺いました。
Mogu moguは2020年6月20日にオープンしたカフェです。
お店は、京町家の和で雰囲気で、とても京都らしいお店です。
mogu moguの始まり
mogu mogu は、メルボルンに本店のあるお店です。店主のヒロさんは、日本の食事を海外の人に味わってほしいという考えから、以前は海外で和食を提供しておられました。
その後、ヒロさんは、日本に帰りたいという思いを強くし、2019年に京都に移り住んでこの店を開きました。
メルボルンで和食を提供していたのですが、日本ではメルボルンの食事を提供しています。メルボルンでmogu moguを開いたのと同じように、「日本の皆さんにメルボルンの食事を味わってほしいから」とのこと。京都ではカフェというスタイルで、メルボルンの食事を様々な人に提供されています。
タヌキで飾られた可愛らしい和な店舗
店の中にはあちこちにタヌキのシンボルが飾られています。その理由は、ヒロさんが「タヌキが好き」だから。もともとたぬき好きでしたが、オーストラリアに行ってさらに好きになったそうです。オーストラリアは動物が多い国として有名ですが、タヌキはそれほどメジャーではなく、ほとんど見かけないそうで、タヌキとアライグマを間違えるほどの認知度の低さだったそうです。
だからこそ、タヌキの存在を知ってもらおうと、メルボルンではタヌキのぬいぐるみを飾ったり、タヌキの置物を置いたりしていたヒロさん。タヌキは店のシンボルとなり日本に戻ってからもお店に飾られています。
写真:タヌキのおしゃれな飾り
「mogu mogu」に込められた願い
Mogu mogu の名前の由来は日本の擬音語から取ったもの。日本語では、楽しい時は「わくわく」、輝いている時には「きらきら」を使います。そして子供と食事をする時によく噛んで食べるように教える「もぐもぐ」という擬音語を使います。「mogu mogu」には、その可愛らしい響きと「皆さんにいっぱい食べていただきたい」という願いが込められています。
おすすめのメニュー
では、いくつかメニューを紹介しましょう。
「Super Hiro」(1,250円)
mogu moguイチオシのメニューです。「Super Hiro」という名前は、店主さんの名前の「HIRO」と「super hero」を掛け合わせたもの。柔らかくほぐされた肉の上にオーストラリア定番の卵料理「ポーチドエッグ」を乗せて、さらにカリカリに焼き上げたスイス料理のロスティと、旬のサラダを添えた料理となっています。この野菜は季節ごとに変わるので、同じ料理であっても季節ごとに楽しめるようになっており、一皿で満足できる料理です。
写真:Super Hiro (1,250円)
食後にはカフェラテをいただきました。こちらもタヌキで可愛く飾られており、ほっとする一杯です。
写真:カフェラテ 650円
取材を終えて
店主のHIROさんは「アットホームで落ち着く場所なので、ぜひ一度遊びに来てください」と仰ってました。店の雰囲気も料理も家庭的で、実家にいるような安心感を得られました。
オーストラリアの料理を味わいたい方や、落ち着いた雰囲気でランチをしたい方は、ぜひ訪ねてみてください。
取材:大谷大学一回生 岡本萌里 取材日:2020年12月10日
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「mogu mogu 」
〒603-8165
京都府京都市北区西御所田町35
ホームーページ:https://www.mogumogukyoto.com/
G-Mail:mogumoguinkyoto@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/mogumogu.kyoto/
営業時間
火・水・日 8:00~15:00
金・土 8:00~15:00 17:30~20:00
定休日 月