今回私は、大徳寺から徒歩5分ほどのところにある「珈琲ルーム おかもと」に伺いました。ご自宅の一部を利用したアットホームなお店です。店主の岡本さんにインタビューさせていただきました。
(お店の外観)
自宅の様にゆったりと
珈琲ルームおかもとは、外観は普通の民家。暖簾をくぐって、玄関で靴を脱ぐというのが、なかなか他のお店にはない魅力です。自宅の様にゆったりとできる空間は、日頃の疲れや慌ただしさを忘れ、ホッと心に安らぎを与えてくれます。と同時に、コーヒーが出てくるまでのワクワク感もあわせ持つ不思議な空間です。
「もともとコーヒーが好きで1日10杯は飲んでいた」という岡本さん。勤め先を65歳で定年退職し、「じっとしているよりは身体を動かしたほうがいいかな」と趣味だったコーヒーのお店を2014年4月から始められました。このお店のスペースは、元々、奥様が公文教室を開いておられたそうです。現在は、週3日は珈琲ルーム、週3日奥様が公文の教室という形で運営されています。
(お店の内観)
オススメのコーヒーは深煎り
珈琲ルームおかもとでは「深煎り・中煎り・浅煎り」の3つの中で、焙煎度合いが深い「深煎り」の豆を使っています。岡本さんは「浅煎りは味の酸味が引き立つ。酸味が苦手な方でも飲める深煎りコーヒーを飲んで欲しい」とのことです。注文が入ってから珈琲豆を挽く、挽きたて淹れたてのコーヒーです。
私がいただいたブレンド1(330円)は、飲んだ瞬間しっかりとした風味がありビターな味わいで、酸味が苦手な私でも飲みやすく感じました。ミルクを入れることでまろやかな味が変わり1杯で2度楽しめるコーヒーでした。またコーヒーに付け合わせられているナッツも、とてもマッチしていて美味しかったです。
(ブレンド1)
メニューは他にも、ブルーマウンテンno.1(550円)、マンデリン(380円)アイスコーヒー(380円)などもあります。
取材を終えて
岡本さんは、コーヒーが本当に大好きで、海外の希少なコーヒーにまつわるお話や近隣のコーヒーのお店の情報など、お話をたくさん聞かせていただきました。その他、自宅を改装して保健所の許可をとるためにご苦労した話なども面白かったです。「コーヒーを楽しんでもらうともに、会話も楽しんでほしい」とおっしゃっていましたが、本当に楽しい時間でした。
美味しいコーヒーが飲めて居心地が良いお店です。みなさんもぜひとも行って欲しいです。私も今後もテスト勉強などで利用していきたいです。
(取材:大谷大学1回生 谷口瑠征)
珈琲ルーム おかもと
<住所>京都府京都市北区紫野門前町44-47
<電話番号> 075-492-7188
<営業時間> 10:00–18:00
<営業日>木曜日、金曜日、土曜日