~京都を堪能することができるパスタ屋~ [Anri di spaghetti]
今回取材させて頂いたのは、新大宮通の一角でお店を営んでいる「Anri di
spaghetti」。
店主の惠知中さんと奥様の夫婦2人で切り盛りされているお店です。このお店が放つどこか懐かしい雰囲気と極上の味わいについて紹介していきたいと思います。
Anri di spaghettiの誕生秘話
店主の惠知中さんは学生の頃からパスタが好きで、25歳の頃にパスタ屋を始めようと決心する。大阪と西宮で5年間修業を積んだ後にAnri di spaghettiを開業されました。この「アンリ」という名前の由来は、奥様と一緒に考えられたのですが、かわいさ・年配の方への覚えやすさといった理由で付けられたそうです。
雰囲気抜群の外装・内装
このお店は、昔駄菓子屋をされていた奥様の実家を改装して作られたお店です。
前に駄菓子屋があった当時に使用していた柱や扉をそのまま使用するなど、大正から昭和の町家の雰囲気を残すことにこだわられたとのことです。店に一歩足を踏み入れると、昭和初期にタイムスリップしたようなゆっくりとした時間を過ごすことができます。
豊富なメニュー
「アンリ」には、どんな好みのお客様が来られても楽しむことができるように17~18種類のメニューがあり、全てがおすすめのメニューなのだが、店主の惠知中さんの1番のおすすめは白みそのソースのパスタであり、1番京都を感じることができるメニューになっています。
今回、「れんこんとベーコンの白みそゴマソース」を食べさせて頂いたのですが、パスタに白みそゴマソースが絡み、「パスタと白みそ」、「べーコンとれんこん」という洋と和の2つの味わいが口の中を支配し、白みその深みが感じることのできるパスタになっています。
最後の料理工程として、「奥さんの笑顔」がパスタをさらにおいしく彩るミソとなっています。
店主の惠知中さんの想い
現在の客層というのが女性の方が8割を占めていて、その中でも30歳以上の方から70歳くらいの方に多く来ていただいているとのことです。そのほとんど方が常連様であり、もちろんその方々も大切にしたいのですが、惠知中さんの想いとしては10代、20代の若い世代の方にも食べていただきたいと考えているそうです。少し格式高い外装をしているのですが、お店に入ると惠知中さんと奥様が温かい接客で迎えてくれるので、気軽に来てほしいとおっしゃられていました。予約をすれば、スムーズに食べることができるので予約をすることをオススメします。
今回の取材を終えて
今回の取材で惠知中さんの人柄の良さがひしひしと伝わってきて、多くの方にこのお店に訪れてほしいという想いが沸き上がってきました。
突然の取材にも快く対応していただき、本当にありがとうございました。
(取材:大谷大学2回生 村尾直哉)
京都 紫野アンリ
住所:京都府京都市北区紫野下門前町52-3
電話番号:075-491-2447
営業時間:【火~日】11:30~14:30(Ⅼ.О.13:30)18:00~21:00(Ⅼ.О.20:00)
定休日:月曜日(月1回不定休)
ウェブサイト:www.spaghetti-anri.com