今回取材させていただいたのは、紫竹にある珈琲にこだわった粉屋珈琲です。
〇お店を始められたきっかけ
お店のオープンは、2011年8月。「京都の町家をイメージした場所でお店を開きたい」という思いから、街より少し離れた落ち着いた雰囲気が感じられる紫竹にお店を開いたそうです。そして、この場所を借りた際、一緒に付いてきた猫がお店の看板猫「タボさん」です。今では、タボさんと二人(?)で珈琲店を経営されています。
お店でも数冊の猫カフェ雑誌を発見。そこにはタボさんの写真がたくさん掲載されていました!癒されました。店主さんによると、タボさん目当てで来られるお客さんも多いそうです。
(取材の日はあいにくタボさんは外で遊んでいたようで会えませんでした…。)
〇こだわり
お店では、「鮮度のあるコーヒーを楽しんでいただきたい」との思いから、全て自家焙煎されています。大きな焙煎機は入り口付近に設置されており、珈琲屋さんらしい雰囲気が漂います。お客さんは常連さんがメインの地域密着の喫茶店。木のあたたかみのある昔ながらの喫茶店という感じで、お店に入った瞬間から、初めてなのにどこか懐かしく、居心地の良さを感じました。
存在感ある焙煎機
〇メニューの一部をご紹介
基本的にはオープン時から変わらずですが、ケーキなど少しずつ増えていっているそうです。
人気メニューはサラダボールがメインのブランチセット(950円)。ボリュームがあり人気です。 取材の際には、最近手作りで焼き始められたというワッフルと、店主さんおすすめのブレンドコーヒー(450円)をいただきました。メープルワッフル(550円)は、見た目も可愛く、甘すぎず、いくらでも食べられる味です。とても美味しかったです。
メープルワッフル(550円)
木のあたたかみのある店内
〇接客はなかなか難しい
お店を始めて苦労したのは慣れない接客。オープンしたての頃は失敗ばかりでお客さんとの会話に困ることも多かったそう。意外に日本人より外国人とのやりとりの方がちょっとしたトラブルが少ないそうで、「外国人の接客は難しくないですよ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
〇取材を終えて
「ゆっくり、長く営業しようと考えています。どなたでもいつでも来てください」とおっしゃっていました。お話を聞いていて、休みの日にはカフェ巡り、珈琲の研究をしたりと店主さんの珈琲愛がとても伝わってきました。
私も、猫もカフェも好きなので、粉屋珈琲さんにお話を伺えてうれしかったです。今回はお話ありがとうございました。
粉屋珈琲
住所:京都市北区紫竹西高縄町48-1
TEL: 075-204-1396
営業時間: 8:00~18:00
定休日: 月曜日
ウェブサイト: http://konaya-coffee.net