~愛され続ける理由がある~京都 中華のサカイ 本店

グルメ
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今回、ご紹介するのは新大宮通りの『京都 中華のサカイ本店』です。

創業は昭和14年。様々なメディアから取材をうけている人気店です。その人気の秘密を店主の土田さんに伺いました。

 

人気メニューをご紹介

まずは、人気メニューの紹介から。一年中いつでも食べられる冷麺に、チャーハンをセットで頼むのが定番です。こだわりの冷麺は、特製タレも、タレに合う麺も中華のサカイのオリジナル。一般のお店でいただく冷麺と比べ、果物のような甘みがあり、からしの風味とも絡み合って甘辛で美味しかったです。この冷麺と中華そばは、通販で全国宅配をしています。人気メニューを家でもいただけるのはうれしいですね。TEL、FAX、ウェブサイトから注文できます。

そして、中華料理屋では珍しいオムライス。中のチキンライスは「母親の味」という言葉がぴったりのやさしい味わいでした。

 

中華料理店の意外な過去

京都だけでなく全国にファンが多い中華のサカイですが、意外にも開店当時は、軽食喫茶だったそうです。その名残りで、中華料理店ながら、コーヒーやオムライスなどのメニューもあるんですね。軽食喫茶から中華料理に変わった理由は、その当時、中華料理屋が非常に少なかったからだそうです。また、「中華料理は食材を無駄にすることがない」という理由も。例えば、焼豚料理を作ったときに残った端の部分は、美味しいチャーハンの具材として活かされています。

中華サカイ最大の危機!?

現在では人気店の中華のサカイですが、二十年ぐらい前に一度、閉店の危機が訪れたそうです。それは、すぐ隣に大手餃子チェーンの直営店ができたことでした。焦りを感じた店主の土田さんでしたが、お客さんからの「焦らず味を貫くことが大切」という助言を信じて、信念を持ってお店を続けました。それから数年が経ち、ライバル店は閉店。同業者争いから店を守ることができたのでした。お店があった場所は、現在、中華のサカイのテイクアウト用のスペースとして使っているそうです。

困りごとは人手の確保

そんな人気店の中華サカイにも困りごとがあります。それは、アルバイトの人数が足りていないこと。ただいま絶賛募集中です。時給制のアルバイトで、まかない付き。和気あいあいとした環境です。近隣で下宿していている大学生や、中華料理を学びたい人にはすごくおすすめです! 気になった方は今すぐに電話してください。

 

取材を終えて

親子三代に渡り、この地で商売を続けてきた中華のサカイ。店主の土田さんからは「お客様は心強い存在である」と教えていただきました。長い年月を経ても変わらない美味しさが、お客様にとって無くてはならないお店として愛され続けているんだと感じました。これからも美味しい中華料理を提供し続けてほしいです!

 

長時間の取材にご協力くだっさった店主の土田さん、お忙しいなか、本当にありがとうございました。

 

(取材:大谷大学3回生 高倉一誠)

 

京都 中華のサカイ 本店

 

住所:京都府京都市北区紫野上門町92

電話番号:075-492-5004

営業時間:11:00~16:00、17:00~21:00(宴会は21:00まで)

定休日:毎週月曜日(祭日を除く)

ウェブサイト:http://www.reimen.jp

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