別世界が広がるガラス工房 「ガラス工房nazuna薺」

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別世界が広がるガラス工房 「ガラス工房nazuna薺」

今回取材したのは、「大徳寺前」バス停から南に徒歩5分にある「ガラス工房nazuna薺」です。観光客など、幅広いお客さんが来店されています。今回は、店主の望月さんにお話を伺いました。

 

別世界のようなお店

このお店は望月さんが夫婦で経営されています。望月さんは元々アクセサリーが好きで子供のころから色々なモノづくりをされていました。自宅で手軽にできるバーナーでモノづくりを始めたのがきっかけで、それが今のガラス工房での仕事につながっています。
店内にある作品は全てオリジナルで、作品の色や形のイメージは、自然や自然の写真集から得ているそうです。
工房では、作品の販売もしていますが、今では体験のお客さんがメインとなっています。お客さんの年齢層は様々で、地元の人よりも、観光で京都に来られた方が多いそうです。近年は、外国人に客さんも増えてきたそうです、私たちがインタビューをさせていただいている間も来店がありました。人気の「ガラス細工体験」は予約制で、電話なら当日でも予約できます。ティースプーンやマドラーは、おひとりさま2000円からで作ることができます。

 

 

素敵な店名の由来

店名の『ガラス工房nazuna薺』は、「ガラス工房の作品は自然をモチーフに作っていて草花が合う」という理由から名付けられました。さらに「京都の古い町家にあるお店なので、漢字一文字で表せる店名にしたかった」という思いも込められています。

 

 

小さなお店の経営する魅力

お店を運営するのは大変なことが多いのではないかと思い、いろいろ聞いてみました。「ガラスの作品は生活の必需品ではなく、ぜいたく品なので中々販売が伸びない時期もあった」そうなのですが、「時間やしたいことを自由にできることや好きなことができることがメリット」、「ガラス作品の魅力を共感して購入してもらった時や、お客さんとお話をしている時にやりがいを感じる」と、仕事の魅力を教えてくれました。
現在、お店は15年目ですが、ガラス細工でのものづくりの仕事を始めてからは25年という望月さん。「今でも新しい作品を試行錯誤している」とまだまだ創作意欲は尽きないようです。本当に自分がしたいこと、楽しいと感じることを仕事されていて素敵だな感じました。

 

取材を終えて

望月さんは、とても陽気で明るく話しやすい方でした。店外からも魅力的な作品を見ることができますが、店を入ると別世界に行ったような感覚になります。ぜひ、お店に入って体感してみてください。

(取材:大谷大学一回生 加藤健)

 


「ガラス工房nazuna薺」
〒603-8223  京都府京都市北区柴野東藤ノ森町41-4 藤森寮 北棟 1F
営業時間:11:00~17:00
休業日:不定休
TEL:090-8368-3756
Facebook https://ja-jp.facebook.com/nazuna.glass.studio/

 

 

 

 

 

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