今回は烏丸通沿いで大谷大学のすぐ近くにある「Jouissance(ジュイサンス)」というケーキ屋さんを取材させていただき、オーナーの坂本さんにお話を伺いました。
6月3日にオープンされたばかりで、開店した時からJouissanceさんのケーキを食べたいなぁと思っていたので、今回の取材をすごく楽しみにしていました。
オーナーの坂本さんは今年の3月まで京都の大学院で絵本の研究をされていました。坂本さんは主に経営を行ったり、紅茶やコーヒーを作られています。
「Jouissance」という名前は大学院のフランス精神分析の授業の先生が使われていた言葉で、フランス語で「歓喜」「強い喜び」という意味です。ケーキや絵本を通してお客様に喜びを伝えたいという願いがこの「Jouissance」という名前に込められています。
ケーキは坂本さんの「こういうケーキを作ってほしい」というイメージをフランスで修業されたパティシエさんに伝えて2人で試行錯誤しながら作られています。
開業するにあたってどこで開くか悩んでいたそうですが、烏丸通沿いに魅力を感じ、駅や大谷大学も近いので学生の方にもたくさん足を運んでほしいという思いから北大路に決めたそうです。
店内やスイーツすべてに手が込んでいる
オススメのスイーツは北海道産のクリームチーズを使ったチーズケーキ、こだわりの卵を使ったプリンです。
また、美味しさはもちろん、可能な限り添加物使わない、有機砂糖を使用するなど素材にもこだわっています。お子さんにも安心して食べていただけますね。
他にもその日採れた果物を使った日替わりケーキがあるので新鮮なケーキをいただけます。
男性の方にも食べやすいようにすくって食べられる苺のショートケーキなどお客さんの目線になって考えています。
紅茶のフルーティーローズは、紅茶の中に花びらが散りばめられていて、ティーカップに注いだ時にフルーティーな香りがしました。とても癒されます。
店内は真っ白な空間。カラフルなケーキが映えるよう、白いお皿が使われています。
また、車いすの方にも来てもらえるように店内の空間は広くユニバーサルデザインとなっています。
写真:丸い机は自分の好きな高さに調整できる。
絵本にはどんな魅力がある?
坂本さんが研究されている絵本には、優しさの返しあいがあると言われていました。相手が読みやすいように本を傾けたり、ゆっくりページをめくったり、お互い無意識に優しさが出るそうです。
絵本があるから距離が縮んでコミュニケーションツールにもなります。
店内には、姫ソファと坂本さんが呼ばれている大きなかわいらしい横並びのソファがあり、そこで二人で楽しそうに絵本を読んでいるお客さんもいられるそうです。
お客さん同士がつながるJouissanceに!
1回来た人がもう一度来てくれるのが大事で、「ちょっと上手くいかない時行きたいなぁ」「あのお店に行くとゆっくり出来て気持ちが変わる」、といった癒される存在のお店にしたいと言われていました。
また、もっとたくさんの人が絵本と関わって、絵本を通じて人とのつながりが広まればいいなと坂本さんは言われていました。
メニューの一例
・ショートケーキ \550
・本日のタルト \950
・バスク風チーズケーキ \550
・プリン(有機砂糖使用) \350
・ミルクプリン \300
(写真のドリンク)
・フルーティーローズ ¥650
・ティーソーダ \750 フロート +\100
日曜日と月曜日限定でスコーンも販売されています。
またこれから暑くなるのでかき氷も食べてみたいです!
ぜひ皆さんもJouissanceに足を運んで癒されてみてください!
「Jouissance」
住所:京都市北区小山南上総町56-1 寺川ビル1F
TEL:075-286-7531
E-mail:jouissance.2019@gmail.com
営業時間:12:00~18:00
定休日:水曜日・木曜日