今回、私たちがご紹介するのは大宮通りにある「妃屋」さんです。
妃屋さんは夫婦で営業されてるマクロビスイーツ&レザークラフトのお店です。店主の堤妃佐子さんにお話を伺いました。
そもそもマクロビスイーツとは?
お店に入ると、まず目を引くのはショーケースにたくさん並べられたマクロビスイーツたち。マクロビスイーツはバター、乳製品、卵など動物性の食材を一切使用していないスイーツのことです。マクロビスイーツと聞くと、かたい、味気ないなどと思われがちですが、堤さんは「普通のお菓子みたいで美味しいと、お客様に喜んでいただけるようこだわりを持って作っている」とおっしゃっていました。アレルギーをお持ちの方でも美味しくいただくことができますよ。お客様の中には、マクロビスイーツを求めて県外からご来店される方もいらっしゃるそうです。
gluten-freeのクッキー
お店でおすすめの商品が“空のタネ”というグルテンフリーのクッキーです。グルテンフリーとは小麦などの穀物に含まれるたんぱく質から生成されるグルテンを含まない食品のこと。クッキーは、無農薬の米粉にオーガニックの6種のスパイスや自家製キャラメルソースなどを混ぜ込み作られているそうです。店主さんは“どんな日もあなたにピッタリな空が心に広がりますように”と願いを込めて作ってらっしゃいます。堤さんの優しさが伝わりますよね。
暑い時期におすすめのメニュー
店内にはカフェスペースがあり、スイーツをいただくことができます。暑い時期に特におすすめのメニューが冷たいカキ氷です。キウイ、パイン、ラズベリー、マンゴーと種類も豊富。今回はマンゴーをいただきました。こちらのカキ氷は普通のカキ氷と違って、白砂糖を使わずにてんさい糖を使っており、最後までおいしくいただくことができます。マンゴー本来の甘さを味わうことができるおすすめの一杯。テイクアウトができるのもうれしいですね。
そして、さらにおすすめなのが自家製ジンジャーエール。飲んだ瞬間から喉に突き刺さるような刺激が癖になる薬膳ドリンクです。生姜の味も非常に濃く、辛口のジンジャーエールが好きな方には絶対におすすめしたい一品です。お店に来た際には、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょう?
世界に一つだけのこだわりの革製品
ご主人が作り出す革製品は全ての工程を手作業で行っています。取材している間も、作業を行っている音がお店の奥から聞こえてきました。そんなご主人は元々東京で職人をしていたそうで、素材にはラクダやエイ、クロコダイル、ヘビなどの少し変わった革も使っています。お客様の好みに合わせて作るオーダーメイドも行っているそうですよ。
また、お店は店主夫婦でDIYをしていて内装や外装にもこだわっています。とっても雰囲気が良く、お客様の癒しの空間となっています。
取材を終えて
今回の取材を通して、改めて「妃屋」さんの魅力を知ることができました。店主の堤さんは「自分が作ったスイーツを食べて喜んでくれることが一番のやりがい」とおっしゃっていました。これからもお客様の憩いの場としてお店を続けていってほしいと思います。今後はランチも始めようと考えているそうです。楽しみですね。気になった方はぜひお店に足を運んでみてください。
最後に、取材に応じてくれた店主の堤さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
(取材:大谷大学 3回生 杉本翔哉)
妃屋
住所:〒603-8412 京都市北区紫竹下竹殿町16
T&F:075-406-1239
営業時間:am11:00~pm17:00
定休日:月、火(イベント出店時臨時休業あり)
Mail:kisakiya@gmail.com
ウェブサイト:http://kisakiya.strikingly.com