今回、私たちが取材させていただいたのは京都市北区 紫野にある「KOUYA Cafe&Gallery」というお店です。店主の梅原さんにお話しを聞いてきました。
このカフェは、梅原さんの家業であった染め物工場の建物をリノベーションし、2015年から営業されています。
そんな歴史もあり、KOUYA Caféの由来は染物屋の紺屋からきているとのことです。
1階がカフェで2階が貸しギャラリーになっています。
おすすめのメニュー
カフェを始めたきっかけは、ご主人と息子さんが大原百井高原と大原野で無農薬野菜を栽培しており、その野菜がとても美味しく、たくさんの人に提供したいと思ったからだそうです。
どのメニューもおすすめですが、特におすすめなのは「オガニックトマトたっぷりぬか漬けパスタ」です。この料理に使われているトマトや、ぬか漬けは自家製で、ほのかな酸味を感じることができて食が進む一品です。
（一押し料理のオガニックトマトたっぷりぬか漬けパスタ）
お店の外観とのギャップ
お店の外観は工場といった感じに見えるのですが、中に入ってみると当時に使われていた染め糸を2階に上げたりするエレベーターがそのまま置かれていて、天井も高く当時の建物の構造で使われた骨組みがそのまま使われています。
また、ご主人が好きなアンティーク雑貨も建物の雰囲気にマッチしており、お洒落ながらも落ち着く雰囲気でした。
（アンティーク調の内装）
2階にあるギャラリースペース
2階には貸しギャラリーがあり、誰でも借りることができます。
私たちが訪れたときは畳が展示されており、様々な種類の畳が展示されていました。利用する方のほとんどは、お店の雰囲気を気に入った人が、飛び込みで入ってきて、使いたいとおっしゃることが多いそうです。展示のほかにも、ヨガの教室をしたこともあるそうです。
（2階のギャラリーの様子）
無農薬野菜の凄さ
今は、幅広い年代の方が利用されていますが、若い方の来店が少ないそうです。
「もっと若い方に来店してもらいたい。この自家栽培の無農薬野菜を食べてもらい、野菜の味が違うのを実感していただき、本来の美味しさを知ってもらいたい」と梅原さんはおっしゃっていました。
私も実際に、生の人参をいただいたのですが、普段食べている人参と味が違いすぎて衝撃を受けました。甘みが強く、苦みが一切なく人参が苦手な方や小さいお子さんでも食べられそうです。
無農薬野菜の凄さを実感することができました。
お忙しいなか長時間の取材にご協力いただいた店主の梅原さん、本当にありがとうございました。
（取材：大谷大学2回生 藤村昂平）
KOUYA Cafe&Gallery
住所：京都府京都市北区紫野東藤森町１３
電話番号：090-2016-6995
営業時間：11:30〜15:00
定休日：月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
ウェブサイト：https://www.facebook.com/kouya.cafe.gallery
