童心に戻れる癒しの空間『たてくんミュージアム!』

お出かけスポット
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今回、取材させていただいたのは地下鉄の今出川駅から徒歩7分にある、「たてくんミュージアム!」です。その館長の楯秀樹さんにお話を伺いました。

 

「たてくんミュージアム!」は、京都の西陣で2016年から開館した小さなミュージアム。

京町家の二階にある館内には、4000体を超える特撮やアニメのフィギュアや、楯さん渾身のジオラマなどが多数展示されています。

 

 

 

 

 

 

開館のきっかけ

今から約20年前、楯さんは、仮面ライダーとウルトラマンのガチャポンに出会い、趣味としてコレクションを始め、集めたものを知人たちにも見

せていました。すると、コレクションをみた知人たちからは「これはもっと多くの人に見てもらうべきですよ!」という声が多数ありました。また、楯さんはこのミュージアムを始める前には、観光に関わる仕事をされていて、「今までは観光地などを紹介して勧めてきたけど、今度は西陣に世界中から多くの人に来てもらえる場所を作りたいな」という思いもあったそうです。こうした背景で「たてくんミュージアム!」は開設に至りました。

 

 

 

国境を超えた幅広い客層

 

来場される方です が、コロナウイルスの流行前は、外国人の方が半数以上とのこと。日本の

 

 

方も、小さな子どもから60歳以上の方まで、親子連れなど、幅広い年代の方が来館されています。

コレクションは、楯さんの子どもの時代に流行ったものだけではなく、新しいアニメや特撮なども研究し、偏った世代に向けての展示にならないようにしています。「お互いが自分の世代のもの、好きなものを教えあって、笑いあえたらいいな」とおっしゃっていました。

また、同じキャラクターでも日本と外国とで呼び方が違うところなど、面白い発見もあるそうです。

 

 

西陣の新たなご当地キャラ?

また、フィギュアを展示していく中で、「自分が生み出したご当地のキャラクターがいたらいいな」という思いが芽生えたそうで、そこから「そよ風プ~ちゃん」という漫画の連載も始まりました。「そよ風プ~ちゃん」の漫画は、ミュージアムのホームページにて、約6年間も連載が続いており、誰でも無料で読むことができます。物語には、このミュージアムがどのように作られていったのかというストーリーも描かれていますよ。

 

 

 

 

 

楯館長からのメッセージ

「アニメや特撮からは、動物や人間同士がいたわりあう姿から命の大切さなど、多くの学びを得ることができます。主題歌も、口ずさみやすいものから人気のある歌手が歌っているものまで様々ですので、自分の世代のものだけでなく、幅広い世代のものを見てみてほしいです。」

取材を終えて

今回の取材で、私は、目標や夢を大切にしてその夢に向かってひたむきに頑張る大切さを学びました。

特撮やアニメは、昔からある日本の大切な文化の一つだと考えます。その素晴らしい文化に肌で触れられる「たてくんミュージアム!」にぜひ足を運んでほしいと思います。館内に入ると、膨大な数のフィギュア、楯さんが発泡スチロールでイチから作られた大きなジオラマに圧倒されます。ホームページに掲載されている「そよ風プ~ちゃん」の漫画もぜひご覧ください!

尚、来館される際に「キタキタ!」を見たと言っていただくと、入場料から100円引きにしてくださるそうです!

 

 

 

 

 

 

(取材 大谷大学2回生 青木達也)

 

「たてくんミュージアム!」

住所   京都市上京区今出川通小川西入飛鳥井町273

 

電話番号 075-414-6143

 

開館時間 10時~20時(入館ラスト19時)

 

入場料  大人600円 子供(小学生以下)300円

※障碍者手帳をお持ちの方とその介助者は100円引き

 

休業日  不定休 SNSにてお知らせ

 

SNS   ホームページ https://tatekunmuseum.com/

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