今回、私たちが取材させていただいたのは世界遺産である金閣寺から徒歩１分にある「BR CAFÉ」です。京町家を改装した、外装はまるで海外のおしゃれなカフェと日本のお茶屋がコラボしたような和洋折衷の仕様となっていてとても写真映えする素敵な場所です。
そこではBR CAFEのオーナーの石井祥平さんにお話を伺いました！
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・石井さんがお店に込めた思い
石井さんのBR CAFÉの外は洋風、中は和風で装飾しています。外国人観光客向けのカフェが金閣寺周辺にもたくさんありますが、和風にすることで周辺との差別化を図っているとのことです。
外には開放的なテラス席があり、天気のいい日にここでお食事をすると料理がよりおいしく感じられると思います。
龍の絵が描かれた迫力のある襖
一階の部屋から見える庭は、涼しげで見ていて心が落ち着きます
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（２階の部屋の左側の席と右側の席）
中に入ると旅館のような落ち着いた雰囲気がありとても素敵です。石井さんは、古き良き京町家のような落ち着いた雰囲気をイメージして装飾しているそうです。二階へ登ると左側はテーブル席、右側は大人数で座ることのできるグループの席となっています。右側の部屋を半個室にして、愛犬を同伴させることも可能で人気の部屋となっています！（※犬は小型犬に限定しています。）
・石井さんおすすめの色とりどりなメニュー
今回私たちがいただいたメニューは、抹茶ラテです。ほんのりとした抹茶の苦味とミルクの甘さでマイルドな味わいとなっていて美味しかったです。また、器も本格的なもので目で見ても楽しめます。みなさんもぜひ一度飲んでみてください！
抹茶ラテ
特選和牛ステーキ
親子丼（照り焼きチキン）
抹茶づくしパフェ（フォトジェニック）
フロートドリンクのメニュー
きょうのお団子屋さんセット
厚焼き玉子サンド
このほかにも、色とりどりの多彩なメニューがありますので、ぜひ来てみてください！
・コロナ禍を通して、石井さんが感じたこと
コロナ禍の前は、外国人観光客のお客さんが7割、日本人のお客さんが3割でした。金閣寺は、京都の中でも有名な観光スポットなので毎日多くのお客さんで賑わっていたそうです。しかし、コロナが流行り外国人観光客は大きく減少し、お店から以前の賑わいは無くなってしまいました。その中で、石井さんは食文化が異なる日本人のお客さんと海外からのお客さんを両立して、お店の経営をすることは難しいと感じたそうです。
そこで石井さんは、BR CAFÉのコンセプトを外国人観光客から日本人向けに大きく変更しました。今までは、日本の文化に馴染みのない観光客ために、容器は洋風のものや、メニューも洋風のものが多かったそうです。しかし、今回国内向けに容器やメニューを全て見直し、より親しみやすいお店になるようにこだわりました。
このフリーノートはコロナが流行ってから、アルバイトの方の発案で始まったもので、これで二冊目だそうです。
フリーノートにはお客さんのお店の感想や、京都観光の感想など自由に書かれています。
読んでいるとお客さんが楽しみながら書いたことが想像できます、料理の待ち時間に読むとより楽しめると思います。
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・お店としての今後の目標
石井さんの今後の目標は、海外のお客さんにBR CAFÉを通じて日本の食文化を味わっていただくことだそうで、新メニューや料理で使われている陶器やお盆も日本の文化として目でも楽しめるようによりこだわっていきたいとお話ししていただきました。ほうじ茶ラテやお団子などメニューもあり、国内のお客さんも親しみやすいお店を目指していきたいとのことです。
・取材を終えて
今回の取材は、コロナ禍で大変な状況にも関わらず快く取材を引き受けてくださいました。石井さんは、他の大学の方たちとも積極的に活動しており、そこから石井さんの京都を盛り上げたいという気持ちが伝わりました。
みなさんも金閣寺の近くにあるBR CAFEほっと一息してみてはいかがでしょうか！
この度は取材に協力していただき誠にありがとうございました！
(取材 大谷大学3回生 嘉 真由子)
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BR CAFE
住所：京都府京都市北区衣笠御所ノ内町１−４
電話：０７５−２０１−９６０７
営業時間：１１：００－１6：００
