今回取材させて頂いたのは、京都市内で一番長い商店街、新大宮商店街の中ほどに位置する「うどん松太郎」(以下、松太郎)です。
2017年7月に開店したまだ新しいお店ですが、土日は行列もできる人気店。地域の年配の方や観光客の方、最近はお一人様でもご来店される方も多いそうです。今回は、店主の長尾さんにお話を伺いました。
コシと出汁が自慢のうどん
松太郎のうどんは、素材にも製法にもこだわって作られています。出汁は天然利尻昆布・鰹節・丹後の煮干などを使い、麺はお店で一から作られている自家製麺です。京都のうどんは、細くて柔らかい麺が特徴ですが、「あえて京都っぽくないうどんを作りたい」という店主のこだわりから、松太郎の麺は、小麦を全国から何十種類も取り入れて配合しています。茹で上がるのに15~20分ほどかかりますが、その分、太くてコシのあるとても美味しいうどんを味わうことができます。
メニューの種類も豊富
松太郎には色々なメニューがありますが、この店の人気ナンバーワンは、鴨なんばです。丹波の地鶏を使用されており、店主ご自慢の一品です。カレーうどんも、テレビで紹介されたこともあり、よく注文されるメニューになっています。
そして、夏に大人気の天ざるうどん、冬によく注文される鍋焼きうどんなど、季節によって食べたくなるメニューが違うのも、何度も通いたくなる理由の1つです。
他にも、ばらずしや、いなり寿司、巻き寿司などがセットで付けられる定食メニューがおすすめです!
何度も通いたくなる暖かい店内
店主の長尾さんに今後の目標をお聞きすると、「もっと松太郎を知ってもらって、美味しいと言ってもらえる人を増やし、2号店、3号店を出店したい」と教えて下さいました。とても気さくで話しやすい長尾さんは、従業員の皆さんをとても大事にされていて、皆さんとても仲良しでした。「味も大事だけれど、人も同じくらい大事で、それが合わさった時に良い空気が流れて、食べやすい空気が流れる。」と長尾さんは仰っていましたが、松太郎はまさにそんなお店だと感じました。
取材を終えて
松太郎さんは、お店の内装も、使われている食材も、たくさんのこだわりがあります。それを一つ一つ丁寧に答えて下さる店主の長尾さんをはじめ、従業員の皆さんがとても気さくで優しくてアットホームな空気が流れているお店でした。うどんもいただきましたが、コシが強くて、とても食べごたえのある太麺で美味しかったです。美味しいうどんだけでなく、働く皆さんが素敵な人たちばかりなのも、お客さんに愛される理由なのだと思いました。
アルバイトの学生も募集しているそうなので、気になる方はぜひ一度お店に行ってみてください!
(取材:大谷大学1回生 平田)
うどん 松太郎
住所:〒603-8205 京都市北区紫竹西高縄町4
電話番号:075-432-7102
営業時間:11:00~15:00
定休日:毎週火曜・水曜
ウェブサイト:https://kyoto-udon.com