今回、私たちが訪れたのは、新町商店街をはいってすぐの「㐂むら呉服店」です。㐂むら呉服店は着物の販売や仕立て直し、着物の京洗いなど着物の全てのことを任せられる着物の専門店。長年培ってきた経験をもとに、街の便利な呉服店として親しまれています。お店を営むのは、木村栄一さんと娘さんの佐加恵さんの親子。2人で支えあいながら、たくさんの人に着物の良さを知ってもらうため、日々奮闘されています。
たくさんの着物への想い
お店に入るとすごい数の着物や生地ありました。どれもきれいな柄で、とても美しいものばかりでした。木村さんは着物や生地のことを娘のように大事にしているそうで、長く店にあったものが売れてしまうと娘の旅立ちのように、悲しいような嬉しいような気持ちになるそうです。一つ一つを大切にしていることが伝わってきます。
かっこいい柄やかわいい綺麗な柄もあります。
大人の雰囲気の柄もあり、老若男女問わず好みの着物が探せます。
移りかわる時代
着物はかつて着るためではなく、揃えたり、集めたりするために購入されていました。今は時代が変わり、着るために買う時代に移り変わっています。そのため、おばあちゃん世代が着ていた着物を、その娘や孫が着るために。着物を仕立て直しに来られる方も多いそうです。
また、㐂むら呉服店では、新しく着物を着る人たちのため、着物の着付け教室を月4回ほど開いています。「着物を着たくても着方がわからない」というあなた!㐂むら呉服店の着付け教室で学んでみませんか。
継続は力なり
創業から82年となる㐂むら呉服店。「続けることが力になる」その思いをモットーに今日までお店を続けておられます。そして、もう一つ、心掛けているのは「無茶をしない」ということです。木村さん曰く「大変な時期は商売をしていればあるが、そのような時でも無茶をしてはいけない」おっしゃっていました。それが82年も続く秘訣かもしれないですね。
着物のことで困ったら、㐂むら呉服店へ!
「大切な着物のメンテナンスも安心してお任せください。お客様の大切な着物を大事にしっかり扱います。信用と信頼を一番に、着物のすべてはこの㐂むら呉服店で解決します」と木村さん。大切にしていた着物を、次代に引き継いで行きたい方も、新たに着物を着てみたいという方も、ぜひ、㐂むら呉服店に足を運んでみてください。あなたの着物ライフを丁寧に相談に乗ってくださる木村さん親子が迎えてくださいますよ。
最後にひとつイベントのお知らせをいただきました。「京のゆかたまつり」という和装に関心を持っていただくためのイベントが8月1日(木)にホテルグランヴィア京都で開催されます。着物に関心のある方は、ぜひ、そちらへもご参加ください。
さらに、㐂むら呉服店では、店の着物の情報などをブログやインスタグラムで発信しています。そちらもぜひチェックしてみてください。
(取材:大谷大学 中林・進士・平山)
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㐂むら呉服店
〒603-8161京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
Mail kim529@jeans.ocn.ne.jp
営業時間 10:00~19:30
定休日 毎週日曜日 祝日
ウェブサイト https://itp.ne.jp/info/510000000000052283/
ブログ https://blog.goo.ne.jp/kim529
インスタグラム https://www.instagram.com/kimura529/?hl=ja