趣味の蕎麦屋さん
今回は、大谷大学から歩いてすぐの「綱道」という蕎麦屋さんに行ってきました。
開店してから40年もの歴史のあるお店で、大谷大学の学長 木越康先生も大学院生の頃から通われているほど繋がりがあるお店です。(ちなみに学長は、いつも味噌煮込みうどんを召されているとのこと)
大将は、脱サラ後、九州で蕎麦・うどんの修行をしたのちに京都で開業されました。お店は京都市下京区の方で10年間、そして現在の場所で30年間やっています。
メニューもたくさん。そして、リクエストにも対応して下さる優しい大将です。
蕎麦の歴史や「お客さんが一番初めに食べるメニューがその方のメニューになるよ」など、普段聞けないお話も聞くことができました。
取材当日はざるそばと天ぷらうどんをいただきました。
ざるそばもおいしかったのですが、ざるそばのあとの蕎麦湯もとてもおいしい!
そば通の方は、ぜひ一度食べに行って、そのおいしさを味わってみてください。
また取材の最後に、特別に出汁を飲ましていただいたのですが、色が澄んでいて深い味わいがしました。
その出汁は毎日朝からとっており、この出汁こそが蕎麦屋の命なんだと感じました。
うどんづくりは、大将自らの全行程を手がけられています。他店なら機械でやる工程も大将が行なっています。
足踏みをしてうどんを作っているところは、いまでは1%くらいしかないそうです。
現在、お店は金曜・土曜・日曜の週3日間の開店。趣味として続けられているとのこと。
一番やってきて嬉しかった事は、お客さんが美味しいと食べてくれること。
「今後も出来るだけ長く続けられたらいいな」と大将。
ぜひ長く続けてほしい! 本日はごちそうさまでした。
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「綱道」
京都市北区小山北上総町 39-26
TEL/075-201-7324
営業日/金・土・日曜日
営業時間/11:00~20:00