お客さんと一緒に作る「CHABON」

グルメ
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今回、私たちが取材させていただいたのは、船岡山公園や建勲神社の近くにある、北大路通り沿いの「CHABON」さんです。2021年10月1日にオープンし、山下さんご夫婦とスタッフの3人で営業されています。

お店を始めたきっかけ

山下さんは、以前働いていたパン屋がチェーン店化する中で、自分が思うようにパンを作れない状況に悩んでいました。その中で、自分の好きなパンを自分の手で作って、お客さんに提供したいという気持ちが芽生え、「CHABON」をオープンしました。

 

「CHABON」というお店の名前は、山下さんがお姉さんから呼ばれていたあだ名が関係しているそうです。店内は、間口が広いため、車いすの方や子供連れの方にも気兼ねなく利用されています。

 

豊富なメニュー

「CHABON」で製造しているパンの種類は、100種類以上とほかのお店より多い数の種類が店内に並んでいます。

 

フランスパンに使用している粉にこだわっており、特殊な製粉製法が使用されたものを使用しています。小麦の味がほかのものに比べて強く、扱いづらいからこそ他のお店ではあまり取り扱われていないそうです。

 

毎朝手ごねで作っている「リュスティック」というパンが人気だそうです。リュスティックはフランスパンの一種で、新商品の「10種の雑穀とくるみ」には食物繊維がたくさん入っています。

 

店主の山下さんのおすすめは、あんバターだそうです。丸いフランスパンの間に北海道産のバターをはさんであります。そのほかにも、焼き芋あんバターや栗あんバター、かぼちゃあんバターも店内に並んでいました。

 

たくさんあるパンの中で、食パンが一番難しいとおっしゃっていました。トースト専用の食パンは湯種づくりに一日かかるそうで、ベーグルも前日から仕込みを始めるため大変だそうです。

 

お客さんと一緒に作っていくパン屋さん

「CHABON」では、毎日新作を1つずつ作っています。現在勤めている3人のスタッフで作業中に発案したり、試作をしたりなどしているそうです。インスタグラムでは100日間毎日投稿を目標に『本日の新商品紹介』をおこなっています。

 

自分たちが考えた商品に対して、アドバイスをいただけることが励みになっているそうです。お客様と一緒に作っていけること、自分たちでは出せないアイデアをいただけることが嬉しいとおっしゃっていました。

 

取材を終えて

今回取材させていただいて、パン屋を開業するに至っての経緯ややりがいなど、貴重なお話を伺うことができました。私自身、北区に住んでいるため、今後も利用したいと感じました。

 

山下さんご夫婦もとてもやさしく親切な方でお話を伺えてよかったです。お忙しい中、快く取材を引き受けていただきありがとうございました。

 

(取材:大谷大学二回生 小畑 菜々子 取材日:2021年11月4日)

 

CHABON

住所:京都府京都市北区紫野下御輿町27-3

電話:075-200-2549

Instagram:chabon_official

営業時間:8:00~19:00(売り切れ次第終了)

定休日:毎週水曜日

 

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