※現在は、緊急事態宣言発令中のため休業されています。2月9日から営業再開の予定です。
今回、私たちが取材させていただいたのは「Fairytree Cafe(フェアリーツリーカフェ)」。
2020年10月31日にオープンした新しいお店です。地下鉄烏丸線の鞍馬口駅から徒歩3分ほど歩いた鞍馬口通り沿いにあります。
(おしゃれな看板)
もともとここはハーブスクールで、店主の西村さんはそこの生徒だったそう。先生が移転することになり、「何かやらないか」と声をかけられ、場所を引き継ぐかたちでカフェをオープンしました。店内はスクールの時からあまり手を加えられていないそうで、黒板などがあり、その雰囲気を感じました。とても落ち着く店内で、居心地がよく、つい長居してしまいました。
(ゆったりできる店内)
フェアリーツリーとは?
店名にあるフェアリーツリーとは、北ヨーロッパに伝わるフェアリーツリー、妖精の木に由来しているそうです。妖精が好む条件がいくつかあり、それらを満たしたものがフェアリーツリーと呼ばれています。お店の庭にはオリーブの木とチェストベリーの木(ヨーロッパのハーブ)があり、小さな可愛らしい妖精がその下にいることから、名前を付けたそうです。
目を引くウォータードリッパー
お店の奥に水出しでコーヒーを抽出するウォータードリッパーという機械がありました。水出しコーヒーとはコーヒー抽出法の一つで、水で一滴一滴抽出するコーヒーのこと。オランダ人がインドネシアで考案したのが始まりで、『ダッチコーヒー』や『コールドブリュー』とも呼ばれています。お湯で入れるコーヒーとは異なり、強い苦みや雑味が出にくく、まろやかな口当たりになるのが特徴だそうです。
私自身、コーヒーは苦くてあまり得意ではなかったのですが、ブラックでもおいしくいただけました。
(一滴一滴音が響くウォータードリッパー)
メニューの紹介
メニューは、水出しコーヒー、ハーブティーのほか、紅茶やエルダーフラワーソーダ(ハーブを使ったもの)、クリームソーダ、コーヒーゼリーをはじめ、トーストやサンドウィッチ、ホットサンドウィッチ、ケーキなどがあります。
今回、私たちはベイクドチーズケーキ、ジャムのトースト、クリームソーダをいただきました。チーズケーキは甘すぎず、コーヒーとの相性抜群でした。クリームソーダはかわいらしく、どこか懐かしさを感じるような見た目で、味もとてもおいしかったです。
(ケーキセット 950円 / 単品 600円)
(ジャムトースト 350円 / クリームソーダ 650円)
おすすめのオリジナルブレンドハーブティー
フェアリーツリーカフェではブレンドハーブティーを3種類提供されています。
それぞれの特徴をご紹介。
「フェアリー(妖精)ブレンド」(600円)
お花畑にいるような香り。リラックス効果があります。
カモミールやレッドローズ、ジャスミンフラワー、シナモンなどお花メインでブレンド。
「ヴィーナス(女神)ブレンド」(600円)
ペパーミント、ローズピンク、ローズレッドなどをブレンド。ミントで後味スッキリ。
日々の美容メンテナンスに最適。
「ウィッチ(魔女)ブレンド」(600円)
ルイボス、シナモン、ジンジャーなどスパイスたっぷりのブレンドで、ぽかぽか心も体もほっこり。
私たちはフェアリーブレンドとヴィーナスブレンドをいただきました。
ハーブティーを飲んだことがなく、違いがわかるか不安でしたが、全く違う味わいでした。フェアリーはとても良い香りで落ち着きます。ヴィーナスはミントの味が強く、スッキリとした味わいでした。ハーブティーは店内で販売もされています。
(ハーブティー 奥:フェアリーブレンド / 手前:ヴィーナスブレンド)
(店内で販売しているハーブティー)
また、ラベンダーと菫のコンフィチュールを使ったお花の香りたっぷりのパウンドケーキはハーブティーを合わせて注文するのがおすすめです。
店主さんからのメッセージ
2020年10月31日開店いたしましたフェアリーツリーカフェです。
ドリンク、軽食に加え、天然石やオーガニック精油なども店頭販売しております。
新型コロナウイルスの感染防止に留意し、少しでも安心して過ごしていただけるように努めてまいります。お越しを心よりお待ちしております。
(店内)
お忙しい中、快く取材を受けてくださりありがとうございました。またお伺いさせていただきます。
(取材:大谷大学2回生 舘野芽生 取材日:2020年12月3日)
Fairytree Cafe
【住所】京都府京都市北区長乗東町204-5
【アクセス】鞍馬口駅から徒歩3分
【電話番号】 075-432-8480
【営業時間】10:00~17:00 日曜営業
【定休日】月曜日、金曜日