今回私たちが取材したのは、賀茂川沿いにある地元の野菜にこだわったお店「きらきらひかる」さんです。お店の場所は上賀茂橋東側を少し上ったところにあります。
店主の田中さんにお話を伺いました。
(きらきらひかる)
お店をはじめたきっかけ
お店を始めたのは2002年。お店の場所は、もともと田中さんのご家族の家があったのですが、目の前に賀茂川があり、春には桜の木々が美しいという環境が気に入り、ここにお店を開こうと決めたそうです。そして、2階から見た川の流れや、夜に川面に映える月あかりから「きらきらひかる」と名づけたそうです。
(店内の様子)
素材本来の味を生かしたメニュー
続いて、お店のメニューをご紹介します。
お店では、素材や、素材本来の味を活かすことにこだわっています。下仁田葱やカブラ、水菜、茄子など数々の地元の野菜をふんだんに使ったメニューがあります。
また、寒いときには温かいもの、しっかりした味のものを、暑いときには冷たいもの、酢の物などさっぱりとした味のものを出すなど、季節感を出すよう工夫しています。
その他ランチは、お野菜カレーやてんぷら定食、オムライス、おやさい定食、支那そば、おひるのおまかせ(8品)など、そして、ディナーは、揚げ出し豆腐のあんかけ、賀茂ナス田楽、グラタン(貝柱&海老)レンコン海老はさみ揚げ、季節のサラダ、今日のおまかせなど、メニューの種類も豊富です。
(ランチメニューの一品 銀あんのかかったオムライス)
きらきらひかるの魅力
店内は、どこか懐かしく、温かい、我が家に帰ってきた気持ちにさせてくれるような落ち着いた雰囲気です。鴨川の見えるカウンター席も魅力で、のんびり食事を楽しめます。また、他のお客さんの了承があれば、ペットの犬と一緒に利用することもできます。
この他、きらきらひかるでは、アーティストによるライブやイベントなどの会場としても使われています。
お店のホームページでは「さくらだより」というコーナーがあり、桜が満開になるまでの写真を公開していますので、そちらもぜひご覧ください。
(桜と鴨川を同時に楽しめるカウンター席)
(実際のさくらだよりの写真)
取材を終えて
今回の取材を通して、たくさんのお店の魅力を知ることができました。店主の田中さんは「お店に来た人に落ち着くといってもらえたり、料理を食べた人においしいといってもらえたりすることが嬉しい」とおっしゃっていました。
コロナの影響もあり、お店を維持していけるかを心配してらっしゃいましたが、居心地がよく、何時間でもここに居たい素敵なお店ですので、この記事を読んでくださった皆さんにも、ぜひ訪ねてもらいたいと思います
(取材:大谷大学1回生 中臣琉誓)
住所:〒603-8064
京都市北区上賀茂菖蒲園町30-3(上賀茂橋東詰上ル4軒目)
営業時間
・昼 12:00~16:00位まで(お食事のラストオーダーは14:30)
・夜 17:30~22:30(お食事のラストオーダーは21:30)
火曜定休日・席数40・駐車場4台
電話:075-791-2111