今回取材させていただいたのは、「中東カフェ・文化サロンfinjan」です。
ご夫婦でお店を切り盛りされており、奥さんが雑貨や厨房の担当で、旦那さんが、楽器などのレッスンを担当されています。中東らしい独特の雰囲気がありつつもゆったりくつろげるようなお店になっています。
お店のなりたち
ご夫婦でイスラエルに住んでいたことがあり、奥さんは中東の料理や飲み物、旦那さんは中東の音楽にそれぞれ興味を持っていたそうです。それで奥さんから「一緒にカフェをやってみたらおもしろいんじゃない」と持ちかけ、このお店を始めてみたそうです。
ちなみにfinjanという店名は、ヘブライ語でコーヒーを入れる器具、トルコではコーヒーカップを意味するもので、その二つの意味をかけて名付けたそうです。
お店の外装、雰囲気
中東の物を中心にお店の雰囲気に合うものを選び、リメイクしています。小物などの売り物もあり、壁にきれいに飾られています。
内装でこだわりたかったポイントはfinjanを吊るして見せることだそうです。
中東を思わせる様々なメニュー
オスマンコーヒー (400円)
お店一番の人気メニューで、トルココーヒー、チョコレートなどの7種類の材料を配合したものでほんのり甘い味がして、普通のコーヒーとは違い、他では味わえないような新しい味でとてもおいしいです。
スパイスティー
Finjanオリジナルブレンドのスパイスティーで、こちらも新しい味で、スパイスが効いていて味が飲むごとに変化します。少し時間をおいて冷ましてから飲むとスパイスの香りがさらにわかりました。
ほかにもメニュー数十種類あり、季節によってメニューを変えているそうです。
文化サロンとしてのfinjan
お店では中東の文化を学べる様々なレッスンも行われています。
●ヘブライ詩を歌う会(土曜or日曜 12:00~13:00)
ユダヤ文化、ユダヤ教の習慣等について説明しながら、ヘブライ詩を歌います。
ヘブライ語が全くできなくても問題ありません。
体験レッスン1,000円
●サズレッスン(土曜or日曜 11:00~12:00)
トルコ弦楽器のサズのレッスン(初心者~中級者向けです)
見学ok
●ヘブライ語レッスン(日曜 13:00~14:30)
文字と初級レベルの文章が読める人向け
さらに詳しい詳細はお店のtwitter で情報配信されているので、そちらもぜひご覧くださいとのことでした。
お店の取材を終えて
まずお店では中東の雰囲気がすごく出ていて、入った瞬間にいろんなところを見渡してしまうくらい内装に特徴があるお店です。一番人気のオスマンコーヒーいただき、中東の国にいる雰囲気を味わうことができました。とても素敵なお店なので、ぜひ訪れてみてください。
(取材 大谷大学2回生 高畑)
中東カフェ・文化サロンfinjan
住所:京都市北区紫竹西高鶴町32
営業時間:13:00~20:30
定休日:月・火
Twitter:https://twitter.com/finjan_kyoto