今回、私たちが取材させていただいたのは、京都府北区紫野にある「沖縄そば 次点」というお店です。店主の伊藤さんにお話を聞いてきました。
「沖縄そば 次点」は、2018年の4月9日にオープンしました。
「次点」という名前には、点と点が次々と繋がり、一直線になって最後には目標にたどり着くという意味が込められています。
伊藤さんは、以前のお仕事で沖縄そば特集を組み、おそば屋さんをめぐり、沖縄そばが大好きで、京都でやってみたいと思ったそうです。
落ち着くことができる空間
伊藤さんはこの場所を発見した時、この家に感動し、「ぜひ使わせて欲しい」と思ったそうです。二度と手に入れることができないようなガラスや木の温もりが感じられ、味わい深い空間となっています。奥には、座敷があるのでゆっくり過ごすことができます。また、本やぬいぐるみがあるので小さなお子様連れでも安心です!!
沖縄そばの秘密⁉
沖縄そばの秘密を知っていましたか??
なんと沖縄そばは、それぞれのお店によって味が違ってくるのです!
沖縄では、「〇〇(店名)派」といった自分の好きなお店があるそうです。
次点さんの味は、毎朝、長時間丁寧に引いておられるにごりのない琥珀色の透き通っただしです。伊藤さんは、時間がかかっても丁寧にだしを取り、お客様に提供することを心掛けておられます。そして、伊藤さんの好きなお店の味であるだし、本場沖縄そばの味に近づけたいとおっしゃっていました。
沖縄そばと沖縄流炊き込みご飯
沖縄そばと沖縄流炊き込みご飯である「じゅうしぃ」のセットでいただくことが主流だそうです。なんと、14日と24日の「じゅうしぃ・にじゅしぃの日」限定で、じゅうしぃを食べることができます!!
私たちも実際に沖縄そばとじゅうしぃをいただきました。
沖縄そばとじゅうしぃ(炊き込みご飯)
初めて食べる沖縄そばでしたが、こしのある太麺とだしがとても合っていました。じゅうしぃは、味が濃くてとても美味しかったです。もう一度食べてみたいと思いました。
単品は、定番の沖縄料理から伊藤さんが考えた料理まで幅広い料理があります。伊藤さんは、面白い食材や新鮮な野菜を見つけてメニューとして取り入れています。
その中でも、今年から登場したメニューは、沖縄そばを使った冷たいおそばです。夏限定の冷たいおそばを「次点」のみで食べることができます。材料はそのままで、温かい沖縄そばとは違ったスープのお酢をきかせたもので作られました。「次点」のメニューは、伊藤さんが自分なりに考えて作っておられます。
「沖縄そば 次点」のこれから
伊藤さんはこれからについて、「何もしていないと物事が落ちていくので、常に小さなことでもいいから動き続けていたら、変化や動きに気付いてもらえるので、味は美味しいものを追求し、ズボラをしないでやっていきたい」とおっしゃっていました。
取材の中で伊藤さんのお話を聞いて沖縄への愛、沖縄そばが大好きという気持ちがとても伝わり、私も沖縄県へ一度行ってみたいと思いました。
実際に、本場の沖縄そばを食べたい方、沖縄流炊き込みご飯を食べたい方、ぜひ一度「沖縄そば 次点」にお越しください。
長時間の取材に協力いただいた店主の伊藤さん、お忙しい中ありがとうございました。
(取材:大谷大学1回生 前田)
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「沖縄そば 次点」
住所:北区紫野西御所田町33-1(北大路堀川西入北側)
営業時間:11:30 ~14:30
18:00 ~22:30
電話番号:075-748-0218
定休日:火曜日、第一水曜日
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