銭湯のような空間でごはんを楽しむ「さらさ西陣」

グルメ
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今回紹介するのは、地下鉄鞍馬口駅から西へ徒歩約10分、紫野東藤ノ森町にある「さらさ西陣」です。

さらさ営業総括の尾崎さんにお話を聞きました。

(レトロな雰囲気が漂う外観)

 

「さらさ」とは

 

ごはんと焼菓子と自家焙煎コーヒーのお店として京都市内に6店舗を構える「さらさ」。さらさ西陣は旧藤ノ森温泉をリノベーションし、2000年にさらさ2号店としてOPENしました。

 

「さらさ」の名前の由来は、インドから各地へ広まり柔軟に変化を遂げてきた染織生地「更紗=さらさ」からきており、各所で集う人々にいつも柔軟に寄り添い、愛される空間でありたいという願いが込められています。

 

唐破風の屋根、格天井と呼ばれる立派な高い天井、店内全面張りの和製マジョリカタイルの壁は、もともと藤の森温泉にあったものをそのまま使っており、銭湯ならではの温かさを感じられます。これがさらさ西陣の特徴ともいえるアンティークな空間を作り出しており、店内に入ると温かくどこか懐かしいこの雰囲気に心も体もホッと安らぎます。また、2階のスペースは依頼があれば展示等に使用されています。

(マジョリカタイルに目が奪われる温かな店内)

 

おすすめメニュー

 

さらさはそれぞれの店舗でメニューは違いますが、さらさ西陣では温かさを感じられる、家庭の料理に一手間加えた料理が提供されています。ランチメニューやごはんもの、焼き菓子、ドリンク、そして季節のスペシャルメニューまで数々の料理があります。その日の気分にあった料理を選ぶことができ、その中でもイチオシメニューはルーローハン、牛すじカレー、そして自家焙煎のコーヒーです。

 

(おすすめメニューと季節のメニュー)

 

また、お店のメニューに載っていない料理であってもリクエストがあれば作ることも可能となっています。このように親切でお客さんのニーズに応える努力をされています。

 

もっと愛されるお店へ

 

尾崎さんは、お店の雰囲気はその時のお客さんによって変わるので、毎日、新しい空間を楽しめるとおっしゃっていました。雑誌やネットを見て訪れる人も多く、地元の人から外国の人まで、さまざまな人が利用しています。

 

地元の人に愛され、地元の人にきてもらえるようなお店を目指して営業しており、今日より明日という気持ちで、日々料理、サービスの向上を図っています。今後、商品開発やアイテムの増加、そして通販や物販の強化を課題としています。

 

現在さらさのオンラインショップページから、さらさ全店のケーキ、クッキー、コーヒー豆が購入できるようになっており、全国どこにいてもさらさの味を楽しむことができます。

 

焼菓子工房    → https://sarasakashi.thebase.in/

クランプコーヒー → https://clampcoffee.thebase.in/

 

取材を終えて

 

さらさ西陣で提供される料理と空間には、ホッと一息できるようにという想いが込められていました。地元の人に愛されるための毎日の心掛けやサービスの向上が、地元の人だけでなく全国、そして外国の人からも愛される理由なのだと取材を通してわかりました。旧藤の森温泉の面影に、映画「千と千尋の神隠し」を連想させるアンティークな店内、銭湯をリノベーションしてできたおしゃれなカフェは、たくさんの人から注目を浴びています。みなさんも心と体が温まる料理と心地よい空間をぜひ堪能ください!

 

(取材:大谷大学2回生 小島みずき 取材日:2020年11月26日)


さらさ西陣

〒603‐8223

京都市北区紫野東藤ノ森町11-1

TEL 075-432-5075

E-mail  nishijin.sarasa.2018@gmail.com

 

営業時間 12:00〜22:00 (ラストオーダー 21:00)

定休日  不定休

 

ホームページ https://www.cafe-sarasa.com/shop-info/さらさ西陣/

 

 

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