世界で1つだけの温かい木工品「てづくり庵HATA」

ショッピング
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今回紹介するお店は、「てづくり庵HATA」さんです。店主の秦さんにお話を聞かせてもらいました。今年でお店ができて11年目で、新大宮商店街の北側の紫竹のエリアにあります。

 

 

お店紹介

「てづくり庵HATA」では、修理やリメイク、オーダメイドを受け全て手作りで制作されています。店内にはスプーンやフォークやまな板などの食器やおもちゃ、時計など様々な物が売られています。

子供の頃から工作などものを作ることが好きだった秦さんは、このお店を始めるまでは建設関係の仕事をされていたので、図面作業も得意で趣味でも木を使って作品を作られていました。インターネットで修理やリメイクの依頼を受けたものを自宅にある作業場でだいたい完成させ、お店にいるときは少しの手直しをしたり販売することがメインです。店舗だけでなくインターネットからも購入することができます。

 

店主さんのこだわり

こだわりとして「てづくり庵HATA」では、着色された木は使われておらず、自然な木の色味、木目などをデザインとして作品を作られています。大きな作品を作った後、残りのもので小さな作品を作ってできるだけ廃棄が出ないようにされています。着色料が使われていないので、「てづくり庵HATA」で作られた積み木などのおもちゃは小さなお子様へも安心してプレゼントすることができます。

一人でお店を切り盛りするメリット・デメリットとは?

メリットとして、自分の好きなものが一から作れるということでした。

秦さんはお店を始める前までは建設関係のお仕事をされていたために、図面作業も得意とのことでした。なので、「これを作って欲しい」と図面を提供されるお店もあるが、図面作業の得意な秦さんだからこそ、オリジナルの作品があふれているお店になっています。

デメリットとしては、体調を崩した時に代わりの人がいないとのことでした。「せっかくの依頼がきても、作ってあげられないのはとても申し訳ないし、残念だ」と話してくださいました。

 

 

てづくり庵HATAの福祉商品

「てづくり庵HATA」では福祉分野の商品も作っており、怪我や病気などで関節が硬くなった人のリハビリのための商品や視覚を利用したリハビリ道具が病院で使われています。

患者さんが家でも使いたいという声もありそれぞれの方に応じた商品を作られています。また、視力障害を持っている弱視の学生がより文字が見えやすい黒い板面の書見台を学校や親御さんの依頼を受けて作られています。

 

やりがいを感じる時

お客さんが作った商品を喜んでくれたり、家で実際に時計などを飾ってくれた写真を持ってきてくれたことや、ネット販売で遠い場所から依頼が来たとき秦さんはやりがいがあるとおっしゃっていました。

今回の取材を終えて

今回、お店に伺い商品が着色されていないことや、木材で作られたおもちゃの安全さだけでなく、秦さんのアイデアやお客さんの依頼でひとつひとつ手作りで作られている商品がすごく魅力的に感じました。木で作られたものは年数が経ってもリメイクすることにより長年にわたって使うことができます。誰かにプレゼントを贈りたくなるような温かく素敵な商品がたくさんあったので、気になった方は、ぜひお店まで足を運んでみて下さい。

取材 大谷大学1回生 小島みずき


てづくり庵HATA

〒603-8205 京都北区紫竹西高縄町

TEL:090-8127-1444

E-mail:tunhata@js7.so-net.ne.jp

URL:http://tedukurian.jugem.jp/

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