今回、私たちが取材に伺ったのは、北山大宮を北へ200m進んだ場所にある、ミート&デリ かわきた屋というお店です。店主さんである北川將壱さんに、お店の歴史からこだわりの商品まで、お話を伺ってきました!
ミート&デリ かわきた屋の歴史
ミート&デリかわきた屋は1963年に創業され、55年の歴史があるお肉屋さんです。
店主で二代目の北川 將壱さんは、学生時代にヨーロッパを旅された際、日本とヨーロッパの食文化の違いに衝撃を受け、證券会社から内定をもらっていたにもかかわらず、「家業のお肉屋さんを継ごう」と決意されたそうです。
一見すると普通のお肉屋さん。しかし店内は!?
外からお店を見ると普通のお肉屋さんなのですが、店内に入ると、そこにはヨーロッパのハム・ソーセージがたくさん売られていました。
これらのハム・ソーセージは輸入ではなく、全て手作りでつくられています。種類も本当にたくさん!
毎朝ご主人とアルバイトの皆さんで作られているそうですが、ご主人は「燻製しすぎて匂いが体に付く」とおっしゃられていました。その話をしている際の笑顔も素敵でした。
日本のスーパーには売ってない物を売りたい
この他にも、ヨーロッパの調味料や香辛料、パスタやお菓子まで販売されており、日本のお肉屋さんではなく、ヨーロッパのお肉屋さんかと思うほど、特徴的なお店でした。
この品揃えはご主人が、「日本のスーパーには売ってない物を売りたいから」と話されており、ヨーロッパの食文化を広く知ってもらいたいという気持ちが強く伺える品揃えでした!
また店内にはご主人が描かれた絵も飾られており、品揃えから、店内の装飾までご主人のこだわりが散りばめられているお店でした。
今回はソーセージも特別に店内で揚げていただきました。
3つのソーセージは全てヨーロッパのソーセージですが、どれも日本のソーセージと比べて、味、風味が違い、とても美味しかったです。
一筋縄ではいかなかったハム・ソーセージの販売
今ではどの家庭でも馴染みのあるヨーロッパのハム・ソーセージですが、昔は日本人にとって馴染みがなく、お店で販売を始めた頃は、あまり売れなったそうです。
当時購入していたのは、ほとんど外国人のお客さんで、そこからの口コミで次第に日本人の方にも認知され、売れるようになりました。
今では、多くの雑誌やテレビでも紹介され、日本各地からお客さんが買いに来られるそうです。テレビで紹介された際には、店の外まで行列ができ、「嬉しいが大変だった」とこちらも笑顔でおしゃっていました。
ハム・ソーセージだけではない? おすすめコロッケ!
かわきた屋さんではハム・ソーセージもおすすめなのですが、ぜひ食べていただきたいのがコロッケです。
このコロッケは店内に入ってすぐにあるショーケースで売られており、注文するとその場で揚げてもらうことができるので、いつ行ってもアツアツでさくさくの美味しいコロッケを食べることができます。
もちろん普通のお肉も販売されているので、お肉やハム・ソーセージを買いに来られた際にお一ついかがでしょうか。
お忙しいなか、笑顔で取材に対応していただき、本当にありがとうございました。
ミート&デリ かわきた屋
住所:京都市北区紫竹上緑町15-6
電話番号:075-492-8001
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:日曜日