一日の始まりに「ふく」を ~ 朝ごはん ふく ~

グルメ
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今回ご紹介するのは、新大宮商店街にある朝ごはん ふく さんです。

ここは、朝ごはん専門のお店。今年の2月9日にオープンしました。

店主は平元俊一さん。元々、京都のご出身でしたが、お勤めで長らく京都を離れ、退職後に京都に戻り、このお店を始められました。「人々の日常のスタートである朝に、少し贅沢なご飯を食べて、豊かな一日を過ごしてもらいたい」、「昼や夜に比べて軽視されがちな朝ごはんを、もっと大事にしてほしい」という想いで、朝ごはんを提供されています。

 

「ふく」の由来

お店の名前は、ひらがなで「ふく」。由来は、幸福の「ふく」、満腹の「ふく」、そして、店主のご家系が西陣織に携わっておられ、和服が身近な存在であったことから、和服の「ふく」という想いも込められています。

 

写真:お店の様子

 

メニューへのこだわり

メニューは「ふくの朝せっと」(2,000円)の一種類のみ。「籠盛り」には季節ごとに変わる六種の小鉢、ふぐのフライと焼き魚の二種から選べるお魚料理。焼き魚の鮭の西京焼は、自家製で、それを目当てのリピーターもいらっしゃるそうです。

そして、特にこだわりがあるのはご飯。新潟県南魚沼産のこしひかりを玄米で仕入れお店で都度精米されています。お米は、注文ごとに軟水を使って釜で炊き提供されるので、炊き立ての美味しさが味わえます。

 

写真:ふくの朝ごはん

 

メインの食事の後は「甘いもの」。丹波黒豆をつかった甘納豆は、上品な甘さの一品です。

写真:甘味(丹波黒豆の甘納豆・お茶)

 

 

地元の人たちと一緒に地域を盛り上げたい

最後に店主の平元さんに「今後やってみたいこと」をおたずねしました。「多くの地元の人たちとつながって一緒に地域を盛り上げていきたい」とのこと。近くにできたゲストハウスで「ふくの朝食」を食べていただける宿泊プランを売り出してもらうなど少しずつ取り組みも始まっています。「ゆくゆくは、書家の方との書道教室を催したり、西陣織とのコラボレーションなどもできれば」と想いは広がります。

ゆっくりのんびりと京都を楽しみたいという旅行者の方はもちろん、ゆったりと朝を過ごしたい、自分へのちょっとしたご褒美などに美味しい朝ごはんを、という近隣の方も、ぜひぜひ足をお運びください!。

 

 

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「朝ごはん ふく」

京都市北区紫野下門前町5-4
TEL/075-492-0729
営業時間/AM6:30~AM11:00(ラストオーダー10:00)
営業日/金・土・日・月 および 祝日
E-mail/asafuku2929@gmail.com

京都市北区紫野下門前町5-4

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