「民藝とタイ料理 コイコイ商店」

グルメ
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鞍馬口駅から鞍馬口通りを西へ歩くこと十数分。その店構えから思わず足を止めてしまう素敵なお店があります。個性豊かな民藝品と共にタイ料理を楽しめるコイコイ商店です。

「民藝品とタイ料理」

店主の渡部さんは、もともとタイ料理店で働いていたことと、物販の仕事もされていたことがあり、タイ料理と民藝品を提供するお店を始めました。民藝品は実際に渡部さんが現地に訪れ、職人さんの声を聴き、選んだおすすめのものばかりです。民藝品の販売はネットのみですが、店内の雰囲気は独特でどこか懐かしい空間を演出しています。

 

ほかにも、ドリンクのグラスから料理のお皿に、キャッシュトレーまで買い付けた民藝品が使われています。おいしいタイ料理と大きく分厚いお皿は、心落ち着くひと時を過ごせると思います。

タイ料理といってもそこまでくせはなく、日本人の方にも食べやすいのが特徴です。タイ料理のたまごの茶碗蒸し「カイトゥン」は、あつあつトロトロです。

 

また店主さんおすすめの焼きそば「パッタイ」は、米粉の麺でできています。そこに魚醤、唐辛子、砂糖にお酢を加え、自分好みに合わせていくのがタイ料理のスタイルです。

「カウンターで会話を楽しむ」

お店の造りはカウンターがメインです。店主の渡部さんは、「カウンターの魅力とは、料理を作りながらお客さんと話せるところ」とおっしゃっていました。

渡部さんがお客さんとの会話をとても大切にしていることが伝わってきました。店内のどこか懐かしい居心地の良さは、そんな会話から生まれているのかもしれません。

「新しい取り組み」

また、家族連れにはうれしいテーブルも近年設置しました。小さいお子さんや多人数でも気軽に使えるようになっています。

今後の目標としては、家族で楽しめるような雰囲気づくりと、周りの人からの助けを借りながら、徐々に大きな店にしていきたいと語ってくれました。

また、民藝品の販売の方では買い付け時に同世代の若い職人さんとの交流も生まれ、応援していきたい気持ちが高まったそうです。

今後は若い職人さんたちの作品も多く取り扱っていきたいと話してくれました。

営業時間は、木金土日12:00から22:00です。

一日通し営業をされており、「パッタイを家で作ろうセット」の持ち帰りメニューもありますので、ぜひ気軽に行ってみてください。

(取材:大谷大学二回生 角田槙 取材日:2020年12月3日)

 


「民藝とタイ料理 コイコイ商店」

京都市上京区筋違橋町583

TEL 075-406-7240

ホームページ https://mingei.buyshop.jp/about

【月、火、水】定休日〔持ち帰り営業あり〕

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