~日々の食卓に欠かせないパンをつくる~ BAKERYDAYS

グルメ
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〇新しい風

京都の地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩1分ほど歩けば、今年5月にオープンしたばかりの「BAKERY DAYS」というパン屋が見えてきます。以前もこの場所に「ブーランジュのぶ」というパン屋がありましたが、そこで働いておられた店長さんが独立するというかたちで、リニューアルオープンしました。現在は夫婦2人だけで、「お客さんの日々の食卓に、常にうちのパンがあれば」という願いを胸に日々笑顔で営業されています。

 

〇「BAKERY DAYS」の日常

5月7日にオープンしたばかり店内には、定番のクリームパンやベーコンエピ、食パンを含め60種類以上ものパンが並んでいます。中には、奥さん特製のクッキーやパウンドケーキ、人気のサンドイッチなどもあります。今後も季節に合わせた限定メニューも作る予定とのことです。現在の客層は6割が年配の方ですが、地域の方や外国人観光客、大谷大学や同志社大学の学生など、幅広い人たちから愛されています。その中でも常連客になる方が多く、癖になる味が特徴のパン屋さんです。お店の前にはおしゃれな看板が立っており、店内もパンのいい香りと和やかな雰囲気が流れているので、だれでも気軽に立ち寄れます。

 

〇一番のおススメは「リュスティック」

「リュスティック」というパンはフランスパンの一種ですが、普通のフランスパンと外のカリカリは一緒ですが、中の生地がよりモチモチで、食べ応えが全然違います。そんなリュスティックは製法にもこだわりがあるといいます。通常のパンは生地を機械でこねますが、このリュスティックだけ手でこねています。そうすることによって、機械では少し硬くなってしまう生地もふんわり仕上がり、よりモチモチ感を出せるそうです。リュスティックにはプレーンとドライフルーツ入りの2種類があります。特にドライフルーツ入りの方は、ドライフルーツの酸味としっかりしたパンの風味がマッチしていてとてもおいしいです。ぜひ一度ご賞味ください!

 

○“今”を大切に

以前も同じ場所で同じパン屋として働いていた店長さん。前の店との差別化を図るためにパンの種類も所々変えているそうですが、前の店も利用していた地域の方や常連客からは顔なじみのようで、「以前販売していたパンやドーナツはないのか」、「もう一度販売してほしい」などの声が届くことも。できる限りすべてのお客さんの声に答えたいという店長さんの想いもあり、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

 

〇すべてのお客さんに“パン”を

実際にお店に立ち寄って取材させていただき、お二人のパンにかける想いが伝わってきました。オープンしたてなのですが、それを感じさせないくらいの風格でパンを作られていたのを見て、これが人気の秘訣なのだと確信しました。機械の説明を一つ一つ丁寧にしてくださった店長さん。そんな気さくで優しく、話しかけやすい人柄が、お客さんを虜にしているのだと感じました。

 

(取材者 西・杉野)

住所:京都市北区小山町225-3
営業時間:9時~17時
定休日:日曜日、祝日、第三月曜日

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